胸の筋肉の構造について

今日は胸の筋肉の構造について説明します。お客様のトレーニングに少しでも参考になれば幸いです。

胸は大胸筋という筋肉になります。

まずは大胸筋は3つの起始部(体の中心に近くあまり動かない)から停止部(体の中心から遠くよく動く)をイメージしましょう。

 

起始

鎖骨部(上部) 鎖骨の内側1/2下面

胸肋部(中部)第1〜6肋骨と肋軟骨

腹部(下部)腹直筋鞘前葉の外側面

停止

上腕骨大結節筋稜

大胸筋の作用(動き)

①肩関節の水平内転(大胸筋中部)

②肩関節の内旋(大胸筋中部)

③肩関節の内転(大胸筋下部)

④肩関節の屈曲・進展(大胸筋上部)

胸の筋肉は鍛えたい部位によって種目を変えなければいけません。

①胸の上部はインクラインチェストプレス、インクラインダンベルフライなど

②胸の中部はチェストプレス、ダンベルフライ、ベンチプレスなど

③胸の下部はデクラインチェストプレス、ケーブルクロス、デクラインベンチプレスなど

また、大胸筋の種目をやって胸のサイズが変わるということも聞きますが

個人的にはそこまで変化があると思いません。見た目や胸が上がって見えるのは大胸筋上部や背中を鍛えると

厚みが出てくると思います。また撫で肩の方も、インクラインの種目が効果的です!

ご自身の体型に合わせて最適な種目を選びましょう。

※会員様限定トレーニング動画は近日アップ予定です、もう少々お待ちください。

半田市女性専門トレーニングジム楽一